この12月議会中は、各種団体から来年度予算に対する要望活動が活発になり、各議員連盟の会議が頻繁に開催されます。本日は名古屋市内のホテルにおいて、愛知県農業協同組合中央会との懇談会が開催され、令和5年度愛知県予算並びに施策に関する要望書が、長谷川浩敏代表理事会長から大村知事に手渡されました。ご来賓として大村知事、副知事4名、議長、総務局長も参加されました。
愛知県の農業出産額は2,893送宴、全国第8位であり、中部地区最大です。しかし新型コロナウイルスやロシア・ウクライナ情勢などの影響で、農業生産資材や麦・大豆などの輸入農産物価格が高騰し、食料安全保障上のリスクが顕在化しています。生産資材価格の高騰により、農産物価格に生産資材等の費用上昇分を転嫁できず、農家の営農継続及び産地の維持が危ぶまれる状況となっています。
要請事項として、『持続的に発展する農業の実現』をテーマに、1.将来にわたる安全で良質な食料等の安定的な供給確保と適切な消費及び利用について 2.新たな法制度等の定着について 3.意欲ある人材の確保・育成 4.生産性の高い農業の基盤を作る取り組みの充実 5.新たな需要を創造し持続可能な農林水産業の実現』が提案されました。